台風が過ぎ去って一気に涼しくなりました。 もうハリ飼いの皆さんも冬支度をすました頃でしょうか。 冬越しの方法は数多あります。今回の調査で調べたいのは「暖突」についてです!
結果としては2〜3時間で最高点に達して、あとは維持していく動きとなりました。 室温はモニタリングしてなかったのですが、夜になるにつれて下がっていたようなのでそれに影響を受けて少し後半は下がっているようです。
原点
僕がこの記事を書こうと思った原点は初めてハリネズミと冬を越したときに遡ります。 暖突が防寒に良いと聞き、設置しました。 その頃使ってたケージでは温度が維持できなかったのでカバーも当然被せたわけです。 その時、ぼくは言いようのない不安に駆られました。「このまま温度が上がっていけばいずれは燃えてしまうのではないか」と思ったのです。 その夜は気もそぞろで何度もケージの様子を見にいっていました。 結果としてはサーモスタットも付けてましたし燃えませんでした。 このような思いをみなさんにして欲しくないので暖突にカバーをかけて ほうっておくと何度までいくのか調査してみました。調べること
暖突を設置した状態でサーモスタットを使用せず、カバーを設置した場合の温度推移です。注意事項
⑫通電時、本品天面が熱くなることがありますのでコードが本体に触れないよう、また可燃物(布製品、毛布、紙製品、ビニール製品等)を本体にかぶせないように設置してください。注意してほしいこととして暖突の説明書に載っております。本体に接触してなければいいってことでしょうね。 暖突の想定されている使用例は四方がガラスまたはプラスチックに覆われて、上部が金網になっている爬虫類ケージです。いわゆる水槽型ですね。『使用上のご注意』
調べる条件
室温24.5度、湿度50%、マルチケージ690にカバーを付けた状態。ケージ上部カバーの上と内部中央に一つずつ温度計を設置する。1時間ごとに温度を記録する。結果
0分 | 30分 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 4時間 | 5時間 | 6時間 | |
上部 | 24.5℃ | 29.8℃ | 33.7℃ | 35.8℃ | 36.0℃ | 35.8℃ | 35.6℃ | 35.6℃ |
内部 | 24.5℃ | 27.1℃ | 28.7℃ | 30.8℃ | 30.2℃ | 30.2℃ | 30.0℃ | 29.8℃ |
まとめ
暖突で暖めても我々の脅威になるほどの温度にならないことがわかりました。 やはり暖突を使って火事になったという話は聞きませんし大丈夫なんですね〜 ただこのような熱を発する電子機器はいついかなることが起きるかわからないので、かもしれない設置を心がけることが望ましいと思います。【みどり商会】暖突
冬本番が到来してハリネズミの防寒対策で皆さん苦心しているでしょう。 私もハリネズミ買い始めたときはエアコンでええやろと思ってエアコンだけで飼っておりました。 エアコンだけで飼うこと自体はいいのですが、電気代がとんでもないこととなってしまい後
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