適した水入れとは?
水入れに与えられた役割というのは水を提供することにある。清潔であればなお良い。 そしてその動物に適した高さが必要である。 犬や猫にハムスター用の水入れを与えてもそれは不適であるといえるだろう。 であればハリネズミに適した水入れとはなんだろうか。 さきに水入れの高さの高低のデメリットについてまとめておく。
高いときのデメリット | ・高すぎて飲めない ・手をかけて倒してしまうことがある。・そもそも飲みづらい |
低いときのデメリット | ・床材が入ってしまう ・ハリネズミが歩き回るとき足を入れてしまうことがある ・糞尿を中にしてしまうことがある |
ハリネズミに適した水入れ
ハリネズミに適した水入れとはなにか。まずハリネズミに飲みやすい高さについてみてみる。 ハリネズミはキリンのように首がながいわけでも、猿のように器用なわけでもない。 彼らが飲むのは顔より下、頑張っても手でつかんで首が届く範囲である。 日常的に与える水を手でつかんでようやく届く場所に置くのは苦である。 だから顔の辺りでストレスなく飲める高さがベストである。
実際に測ってみると3㎝前後であることがわかる。 4~5cm程度の高さになると快適に飲む事ができない高さになるだろう。(これは水入れの場合である。ウォーターボトルの場合はダイレクトに飲むことができるため多少高くても上を向くことで対応できるだろう。)
高さと水入れ
試しに何個か水入れの高さを測ってみることにした。
水入れ | 高さ(cm) |
ハッピーラウンドS | 2.4~2.5 |
ハッピーコーナーS | 2.8~2.9 |
小鳥タンクK-19 | 2.4~2.5 |
ココットA | 3.7~3.8 |
ココットB | 5.1~5.2 |
ハッピーサーバー | 4.4~4.7 |
私がよく使うのはココットAである。 そもそも動物用ではないものの、高さがちょうどよく飲みづらそうにしているハリネズミはいない。しかし床材が紛れていることは少なからずある。 その点ではハッピーディッシュコーナーのほうが軍配があがる。 ハッピーディッシュ系統は床材が入りづらくなるような加工が施されているため若干ではあるが良く思える。 余談ではあるが、小鳥タンクは非常によいものである。 倒しづらく、水も大量に入るため少し長く離れる際も心配がいらない。 飲み口が小さいため床材が入る心配も少ない。 水入れをお探しの方は候補に入れてみてもよいだろう。

まとめ
水入れを購入する際は3~4㎝ほどの高さをいいだろう。 または低くても床材やハリネズミ自身が入りづらいような構造をしている水入れを意識してあげることが大切であるだろう。
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